診療案内info
こんな症状はありませんか?
- 外傷がないのに、背中・腰・膝などが痛む
- 重い物を持ったり、立ち上がったりした時などに腰が痛む
- 身長が低くなった
- 姿勢が悪くなった
- 背中や腰が曲がっている
- 少しの食事ですぐに満腹になる
- 頻繁に胸焼けがする
- すぐに息切れする
骨粗しょう症は女性に多くみられる病気です
骨粗しょう症は、女性に多くみられる病気です。
閉経にともない女性ホルモン(エストロゲン)の分泌バランスが変化して、骨量が急減に減少することがあるため、60歳代では2人に1人、70歳以上では10人に7人が骨粗しょう症であると言われています。骨粗しょう症の検査は短時間(約15分)で受けられますので、閉経を迎えられた段階で一度検査を受けられることをおすすめします。
また、栄養の偏った食生活を続けられている方、アルコールをよく飲まれる方、お煙草を吸われる方、過度なダイエットをしたことがある方なども骨粗しょう症のリスクが高いとされていますので、検査を受けてご自身のお体の状態を確認するようにしてください。
骨粗しょう症の検査
当院では骨粗しょう症の検査として、従来よりも正確な骨密度測定が可能な「DEXA(デキサ)法」を実施しています。
DEXA法とは、2種類のエネルギーのX線を測定部位に当てることにより、骨成分を他の組織と区別して測定する方法で、誤差が少なく、測定時間が短く、放射線の被爆量も少ないという利点があり、日本骨粗鬆学会のガイドラインにおいても優れた検査方法として推奨されています。骨折を起こしやすい腰椎と大腿骨の骨密度を測定するのが一般的ですが、当院では橈骨(手首の骨)で測定します。
骨粗しょう症の治療
骨粗しょう症の治療では、内服薬による薬物療法が中心となります。
内服薬では治療が難しいような重症の方には、「テリパラチド(副甲状腺ホルモンの一種)」を皮下注射で投与することもあります。
そのほか、薬物療法と並行して食事療法や運動療法なども行います。
部位別のお悩み
こんな症状はありませんか?
- 起床時、両手の指の関節がこわばっている
- 肩・膝・足首などの関節の腫れや痛み
- 疲れやすい
- 微熱が続く
リウマチの検査
問診
患者様から症状の発生時期、内科疾患など他に病気はないか、ご家族の既往歴などをおうかがいするほか、視診・触診などにより症状を確認します。
ご家族にリウマチ患者がいる方は、他の方よりも発症率が高いと言われています。
レントゲン検査
必要に応じて、関節のレントゲン検査を行います。
滑膜、軟骨、骨髄など、レントゲン検査では確認することが難しい部位で異常が疑われる場合には、MRI検査を検討することもあります(当院ではMRI検査は行っておりませんので、他の医療機関をご紹介します)。
血液検査
リウマチの検査のうち、もっとも重要なのが血液検査です。リウマチが疑われる場合には、血液を採取して、リウマチ因子、CRP、抗CCP抗体、MMP-3などを検査します。
リウマチの治療
リウマチの治療は薬物療法が中心となります。
血液検査などにより患者様の症状を確認した上で、適切なお薬を投与します。抗リウマチ薬でコントロール不良の場合は、生物学的製材(バイオ)を使用することがあります。
症状の進行により関節が破壊され、ADLに支障をきたすような場合には手術が必要となることもあり、その際には適切な医療機関をご紹介します。リウマチのリハビリでは、温熱療法、低周波治療、運動療法などを中心に行います。