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- 股関節の痛み
こんなお悩みありませんか?
- 股関節の痛みが慢性的に続いている
- 階段の上り下りや立ち仕事の後に股関節が痛む
- スポーツ中に股関節をひねると痛みを感じる
- 起立時や靴下を履く時に股関節に違和感がある
- 風邪の後、急に股関節が痛くなった
知っておきたい股関節の病気
変形性股関節症
変形性股関節症とは、関節内でクッションの役割を果たす関節軟骨がすり減ったり、変形したりすることで起こる病気です。主に股関節の前側に痛みが現れます。特に女性に多く、男性の4~5倍のリスクがあると言われています。
変形性股関節症の原因
加齢による関節の変形が主な原因の一次性と、臼蓋形成不全や病気、怪我などが原因の二次性があります。日本では二次性の変形性股関節症が多い傾向があります。
変形性股関節症の症状
- 股関節の痛み
- 膝や臀部、太腿の付け根、腰の痛み
- 歩き始めや運動時の痛み
- 股関節の可動域制限
変形性股関節症の治療
消炎鎮痛薬の投与
痛みや炎症を抑えるために、内服薬や湿布薬などを使用します。症状の緩和を目指し、必要に応じて抗炎症作用のある注射もおこないます。
運動療法

股関節周りの筋力を強化し、柔軟性を高めるためのリハビリテーションをおこないます。具体的には、ストレッチや軽い筋トレを通じて可動域の回復を目指します。
日常生活のアドバイス
股関節への負担を軽減するために、正しい姿勢や動作をしっかりとお伝えします。例えば、椅子からの立ち上がり方や荷物の持ち上げ方など、日常生活の改善ポイントを丁寧にアドバイスします。
その他の股関節の病気
変形性股関節症
股関節の関節軟骨がすり減ったり、変形することで股関節に痛みや可動域制限が生じる病気です。加齢や臼蓋形成不全が主な原因で、特に女性に多く見られます。
股関節炎
股関節内で炎症が起こる病気で、感染や外傷、自己免疫疾患などが原因となります。股関節の腫れや痛み、熱感が主な症状です。
大腿骨頭壊死
大腿骨の骨頭部分への血流が遮断されることで、骨組織が壊死する病気です。股関節の痛みや可動域制限が進行し、歩行が困難になることがあります。
先天性股関節脱臼
出生時または乳児期に股関節が正常な位置からずれてしまう疾患です。歩行開始時に脚の長さが異なる、跛行が見られることがあります。
股関節唇損傷
股関節の関節唇(軟骨組織)が裂けることで、痛みや股関節の不安定感が生じる病気です。スポーツや外傷が主な原因とされています。
単純性股関節炎
子どもに多く見られる一時的な股関節の炎症で、風邪などの感染後に発症することがあります。股関節の痛みや動きの制限が見られます。
ペルテス病
子どもに発症する病気で、大腿骨頭への血流が減少することで骨の変形を引き起こします。股関節や膝の痛み、跛行が特徴です。
なかえびえ整形外科での検査と治療
股関節の痛みを感じたら、放置せずに早めの受診をおすすめします。当院では、経験豊富な医師が患者さまお一人ひとりの症状に合わせた治療をご提案いたします。お気軽にご相談ください。
診察
症状や生活習慣についてくわしくお聞きし、股関節の可動域や痛みの原因を確認します。
検査

レントゲン検査で骨や関節の変形の有無を確認します。必要に応じてMRI検査など他の医療機関と連携して調べます。
主な股関節の痛み治療
保存療法
痛みが強い場合、股関節を安静に保つことで症状を軽減させます。必要に応じて、サポーターやクッションを使用し、関節に負担がかからない姿勢や動作を指導します。
運動療法
股関節周囲の筋力を強化し、柔軟性を高めるためのリハビリテーションをおこないます。当院では、経験豊富な専門医の指示のもと鍼灸師や柔道整復師が、患者さまお一人ひとりの状態に合わせて最適な運動メニューをご提案し、股関節の可動域の改善や痛みの軽減をサポートします。
消炎鎮痛治療
炎症や痛みを和らげるために、内服薬や湿布薬を使用します。症状が重い場合には、抗炎症作用のある注射や神経ブロック療法を追加でおこなう場合もあります。